6567 SERIOホールディングス考察

今日は持ち株の一つであるSERIOの考察をおこないます。ここ数日で25%の大きめのドローダウンがあり、なかなか苦しいのですが、めげずに分析していきたいと思います。

 

SERIOは子育てと仕事の両立を目指す女性を対象とした就労支援や育児支援事業を展開している会社です。国策とも合致するし、コロナ下でも一定の需要のあるサービスだと考え、継続してポジしています。

 

1/14に決算があり、個人的には悪くない決算だと思ったのですが、そこから25%程度ドローダウンしたのでその理由を知りたくて分析をしました。間違っているかもしれませんが、ご参考までにどうぞ。

 

結論は、市場の期待値が高すぎたこと。通期の数字にサプライズがなく、事実で売りの状態になってしまったことが原因だと思います。また、四季報の数字もこのドローダウンの原因だと思いました。

 

私は株を始めたばかりなので驚いたのですが、四季報の予想値がSERIOの予想値と異なるのです。時系列では、

 

20年11月 SERIO ⇒ 21年5月期の営業利益は280億

20年12月 四季報 ⇒ 21年5月期の営業利益は350憶(会社強気)

21年1月  SERIO ⇒ 21年5月の営業利益は据え置きの280憶

 

というもの。280億と350億では金額で25%も違います。(まさしく自分が受けたドローダウンの割合)

 

これは四季報の数字がひどいと個人的には思いますが、逆に言うと、四季報の数字と会社発表数字に差があるものは期待値で上げていくことがわかりました。

 

私の結論は、四季報の数字により350億の営業利益ベースでPERをつりあげていたが、決算でそれが否定され、280億ベースの株価に落ち着いた(その水準のPERに戻った)、というものです。

 

そのため、株価は1000円程度でいったん下げ止まり、次の決算に向けてまた動意するでしょうし、SERIO側が通期の営業利益を修正する可能性もあると思いますので、私はもうすこし粘ろうかと思っています。

 

なお、テクニカル的な分析は以下の通りです。

 

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私は上記の通り、1030円付近の押し目買いで購入。75日移動平均線をサポートラインとし、順調に上昇していました。75日移動平均線を割った時点で売ろうか悩んだのですが、もともと長期志向なので狼狽売りは避けたいことと、決算分析により、下記の週足チャートの26週移動平均線サポートラインまで耐えることにしました。

 

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そのため、1000円を明らかに割ることがあれば、そこは損切りしたいと思います。

 

明日からもがんばります!