かぶ1000さんから学ぶバリュー株投資#5

本日もかぶ1000さんの本から勉強します。

 

●下降トレンドの銘柄に宝の山が眠るケース

ローソク足を活用したバリュー投資の方法として、徐々にローソク足が短くなっている下降トレンド銘柄があります。このローソク足の長さは「ボラティリティ」といって、リスクの大きさを表しますが、徐々にローソク足が短くなってきているということは、売りも収まっており、大きく損をする可能性が低い状態を意味します。

 

神戸製鋼所>※恣意的に切り取っています

f:id:SAKURANAGASHI:20210225170738p:plain

神戸製鋼所の月足チャートですが、2015年の大暴落や2017年の暴落に対して、少しずつローソク足が短くなっているのが分かります。これが「底」のサインなんですね。このような下がる余地の少ない銘柄は、戻ったときのリバウンド力が大きいのが魅力的です。

 

●「横」「縦」「市場」の比較で割安度を評価

横の比較とは、現時点での他企業との比較。異なる業種間や同じ業種内で比べます。もちろんセクターが異なれば標準的なPERも変わるので注意。また成熟産業のPERは低く、成長産業のPERは高いことが多いため、セクターが異なるPERを単純に比較するのは危険です。

続いて必要なのは同じ銘柄での縦の比較。これは過去から遡ったその銘柄特有の評価です。横の比較でPERが低かったとしても同じ銘柄における過去のPERに対してどうなのか分析する必要があります。

例えば、PERが下がり見かけ上割安になった場合、縦の比較をすると以下の2ケースがあります。

企業Aの株価が1000円で、EPSが100円だとすると、PERは10倍。この企業のPERが5倍に下がったとき、以下のケースが考えられます。

ケース1)株価が500円に半減。EPSは100円のまま

ケース2)株価は1000円のまま。EPSが200円に増加

この場合、狙うのはケース2となります。

 

●「のれん」について

成長企業Xの純資産は10億円だが、100億円で買収されることがある。この差し引き90億円は買収企業の純資産額と買収価格の差額として計上される「のれん代」となります。のれんは業績が悪化した場合、減損対象となるため、「業績悪化」+「のレン減損」のダブルの悪材料が連動して襲うリスクもあります。

なお、成熟企業Xの純資産が100億円で、10億円で買収できたとき、その差額の90億円は「負ののれん代」として計上される。

 

かぶ1000さんから学ぶバリュー株投資#4

すみません、久しぶりにかぶ1000さんの本を引き出しました。ここからはペースを落とさずサクサク行こうと思います。

 

●資産バリュー株投資の3つの視点

1.現金及び預金

2.有価証券

 ⇒上場株式に注目する

3.賃貸用不動産や土地

 ⇒遊休地の活用や会社全体の収益向上のために賃貸用不動産をもつ企業もある。なかでも簿価が安く、含み益が乗った不動産を持っている場合は「お宝銘柄」の可能性があります。

 

●かぶ1000さん的割安のものさし

PBR0.4〜0.5⇒割安

  0.3〜0.4⇒超割

  0.3以下  ⇒激安

 ※現金や有価証券のように換金性の高い資産を多く持ち、負債が少ない企業であること。(在庫や工場が多い場合はNG)

 

●現在の株価からチャートに横線を引いてみる

株価の割安度を評価する第一のポイントは「株価の位置」を見定めること。現在の株価を基準に横線を引いて、その上の面積と下の面積を比べて評価する。横線より上に占める面積が多い銘柄は含み損を抱えた投資家が多く、その逆は含み益を抱えた投資家が多いということ。

例)青山商事

f:id:SAKURANAGASHI:20210224162528p:plain

これを見ると一目瞭然ですが、青山商事の場合既存株主のほとんどが含み損領域です。

例)ワークマン

f:id:SAKURANAGASHI:20210224162745p:plain

次にワークマンの場合、コロナにより一時的に株価が下がっていますが、それでもほとんどの株主が含み益なのが分かります。

 

この他にもレンジ内で株価が上下する銘柄もあります。長期的には株価は上昇していませんが、良い材料・悪い材料に対する株価の反応がある程度予想できて、上限下限が決まったゾーン内で収まっているので、売買がシンプルにできるメリットもあります。

例)オリックス

f:id:SAKURANAGASHI:20210224163307p:plain

 

オリックスはヒゲを除くと、上限2000円程度加減1100円程度でぐるぐるしています。※今はほぼ上限にいるようなので買いではありませんね。

このようなタイプは景気敏感株(シクリカル銘柄)に多く、景気⇒業績⇒株価と連動して動く銘柄です。

なお、注意点はシクリカル銘柄は業績がピークを打つタイミング、業績がボトムを打つタイミングよりも、半年から1年くらい先行して株価が動きます。そのため、慣れるまでは、業績が好調なのに株価が上がらないのはなぜだろう。。。と疑問が置きますが、株価はそれだけ情報を先行している、ということになります。

 

かぶ1000さんは、株式投資は「どれだけ儲けるか」を追求するよりも「どれくらい損を減らしてリスクを抑えられるか」が重要だと思われています。耳が痛くなりますが、自分の中でも取り入れていきたいと思います。

 

今日はこの辺にしたいと思います。是非参考にされてください^^

株価の真実8

今日も成功するためのルールを学びます。今回はルール4からルール7まであるので、サクサクまとめたいと思います。ぜひ参考にしてください。

 

<ルール4>儲けを損失にしないこと

過剰売買の次にトレーダーを破産させるのがこのルール。株に利が乗った時、トントンか儲けを残して抜け出るところでSO(ストップオーダー)を入れてフォローすることが重要。欲を出してもっと多くのもうけを期待して取引きし続けないこと。※私はこれが苦手でよく+20%からー20%に含み益が変わることが多いです。

 

<ルール5>トレンドに逆らわないこと

お金を儲けるにはトレンドを判断してそれに従うこと。また損をするなら素早くすること。間違っているとわかっているのに売買を続けて期待を膨らませることは何もならない。※個人的に、これは耳が痛いルールです。。

 

<ルール6>疑わしいときは手を引くこと

株を売買してもそのあとうまくいかなかったり、期間内に有利な動きを始めないときは手を引くこと。執着して相場が有利になるのを期待すればするほど判断は悪くなり、間違いを犯すことになる。

株は一度動き始めると上昇なり下落を簡単には止めない。「株が自分の思う方向に行かないときは、自分が株の向かう方向にいくべし」という言葉もある。

 

<ルール7>活発な銘柄を売買すること

活発な主力株の方が長い目で見れば儲けは大きい。原則として人気株や主力株は5年から10年の間は活発な取引が続く。一方でその期間が終わるとその株は投資家の手に渡り、活発な売買は終わり、株価の変動は小刻みになる。これは投資家は毎日売買しないからだ。

210222本日気になった銘柄

本日気になった銘柄を紹介します。

 

●7035 アンファク

●7685 バイセル

●6195 ホープ

●7745 A&D

●3922 PRTIME

●6331 三菱化工業

 

です。

 

最近、持株が軟調で株モチベーションが下がっているのですが、継続は力なりなので引き続き頑張ってまいります。

 

 

株価の真実7

今日も成功するためのルールを学びます。前回が1つ目のルール「必要な資金」でしたが、今回は「リスクの限定」と「過剰売買」です。

 

<ルール2 リスクの限定>

これは建玉をストップロスオーダーによって守る、というもの。いわゆる「逆指値注文によるロスカットの徹底」ですね。ただし、私は基本的にはこの戦略を取らないことが多いです。というのも、「リスクの幅」を決めるのが難しすぎることと、需給で簡単にリスクを超えることが多いので、それこそロスカットの嵐になる可能性が高いからです。

そのため、私はPER水準やシナリオの破綻などがない限りはロスカットはしません。ロスカットは超短期向けの戦略だと認識しています。

 

<ルール3 過剰売買 ※損失の最大の理由

筆者はこれを損失の最大の原因だと指摘していますが、その通りだと思います。その中で、①小口の売買に徹すること。②控えめにすること。③長期の大幅な値動きのあとの底や天井では過剰売買しないこと。を挙げています。

極端な値動きの3~5ポイントを捕まえようとすれば、資金を失うことになります。チャートを研究し、願望や恐れで自分の判断を曇らせないことが肝要です。

建玉が不利になり始めるということは、どこかが間違っているのである。それなのになぜさらにナンピン買いするのか。永久に手遅れにならないうちに損を食い止めることが最も大切です。

早めに損切りをし、引かされているときではなく、利が乗っているときにピラミッディングで建玉を増加することが大切。

動きが激しく、活発な相場は盛んな株価操作で起きるもので、創造をかきたて、期待を膨らませ、理性やバランス感覚を狂わせます。そのため、相場が過熱する場合は、崩壊しないうちに逃げるのが正しい。

 

古典的な内容ですが、真理的な内容なのですとんと腹落ちしますね。

 

 

株価の真実6

本日から第2部「売買の方法」に進みます。

まずルールが大切。ルールに従わない人は投資をやめたほうがよいと書かれています。ここは肝に銘じたいところですね。

 

<ルール1 必要な資金>

相場においてはチャンスが訪れた時にそれを見逃さないようにしておけば、毎年チャンスは巡ってくる。だから、2〜3ヶ月や1年で金持ちになろうとしないこと。10年とか20年を費やして財産を築くように努力することが大切。

 

株のような投機市場では人はできないことを期待しがち。底や天井で仕掛け、ピラミッディングで大儲けができるチャンスがくるのは数年に一度と心得るべきである。(コロナのようなイメージですね)

 

活発な主力株は年に3〜4回、10〜40ポイントの大きな値動きをする。この大きな動きの半分を慎重な取引でものにできれば良いのである。小さな値動きをすべて捉えようとしないこと。

取引毎の損失の額は常に3ポイントと決め、決して5ポイントを超えてはならない。(私はすぐにマイナス銘柄を寝かす癖があるので耳が痛いルールです、、、)

株価の真実5

本日の株価の真実の学びです。ぜひご参考に。

 

●予期せぬニュースに対して

予期せぬニュースに対して株価が大幅下落した場合、翌日の反騰が小幅で、前日の安値を割り込んだら、更に一段の下げが来ると思ってよい。

 

●プロが楽観的な予測をする場合、それは何かを大衆に売りつけようとしているとき

⇒高値で楽観論、底値で悲観論をするのをやめること。周りの意見ではなく、常に自分の意見を持ち、独自に検証すること。

 

●買うにも売るにも時があり、その時がくれば熱狂・願望・楽観主義・悲観主義・不況・業績不振、に関わらず、どのような強気も弱気も時期を逸して需要と供給のゾーンよりも高く、もしくは低く動かすことはできない。⇒流れに逆らうのではなく、トレンドに乗ることを常に意識。

 

●株の売買に必要な資質

<忍耐>

好機を待ち、心配しすぎて早く動かないよう辛抱強くなること。いったん株を買って、それが自分に有利に動き始めたら、手仕舞うのにもっともな理由や十分な根拠のあるまでその建玉を持ち続けること。仕掛けでも手じまいでも、全ての行動はその行動の裏付けとなる明確な根拠がなくてはならない。チャートを見て、トレンドがどちらに向いているか見た上で、それに従うこと。明確なトレンドが分からない場合は、買うのを待つべきである。

 

<勇気>

勇気も忍耐と同じくらい大切で、度胸は資金に匹敵する。勇気と希望をもって未来に直面し、もし間違えてもその原因を慎重に研究し、次に活かせば良い。せっかくの機会をものにできるのは、資金ではなく勇気である。

 

<知識>

経験は学習のための唯一の学校である。しかし、二度間違えてはいけない。間違いは進歩への踏み台とし、将来同じ過ちを繰り返さないように、自分の犯したミスと損の原因を分析することが重要。

 

<健康と休息>

人は、ある仕事に長く継続的にしがみつくと判断が歪んでしまう。型にはまり、味方が一方的になってしまう。年間数回はポジションを0にして休息を取ることが重要。

ポジションを持つと、どうしても相場が自分の都合の良い方向に進むことを期待してしまい、自分にとって都合の良い情報だけを重視してしまう。しかし、ポジションをもっていなければ相場をあるがままに見ることができる。願望や恐れを排除して歪みのない目で市場を判断することが大切。

気に入った銘柄の専門家となり、それを深く研究し、勝てるシグナルを待ち、ようやく動き、その時が来るまでは決して急がない。そして、時が来れば躊躇しない。

儲けの額をあらかじめ決めたり、抜け出す時期を特定しないことも重要。また、明確なトレンドがない場合は市場を離れて観察しながら待つ。忍耐力を持つこと。