6067インパクト 食らいました。。

先日ミダックの決算を忘れてましたと報告したのですが、実は6067インパクトの決算も忘れてました。インパクトについては今回の決算に根拠のない自信があったのですが、ふたを開けてみたら大変なことになっていました。笑 詳しくはまだ読めてないのですが、赤字転落だそうですね。。😢

 

今日の相場でもストップ安になってたみたいで、久しぶりに大ダメージを食らいました。とはいえ、まだ保有しているのですがこの決算の原因を分析してどのように立ち回ったら良いか考えていなかないとですね。

 

おそらく、明日からも売りが入ると思います。節目目線でいくと、短期的には2300円程度までは下落。そこから、期待値次第で上昇していく可能性があるか、という感じでしょうか。

 

指値しておけばよかった~~笑😂

6564ミダック 決算タイミングを1週間勘違いしました。。

ミダックの決算が2/19だと完全に勘違いしており、今日決算に向けた最終チェックをしようと思ったら、既に決算が終わっているという最低な跨ぎをしてしまいました。。😢なので、今回の決算をもとに、明日の相場の動きについて考察したいと思います。

 

株探にはこんな書かれ方されていますが、個人的にはギリアウトな決算だと思います。

 

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まず、クオーターの決算の数字は良いですね。

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まず、これですが成長の鈍化が目立ちます。売上も微増、利益は増加率が50%を割っています。これは株安要因になりそうです。鈍化の原因は、飲食店の廃棄物が大幅にダウンしたためです。

 

第3四半期の仕上がりとしても上出来です。

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累計ベースでは最終利益はかろうじて50%に近い位置にいますね。これも黄色信号です。

 

問題は、通期(下期)です。

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以前記載した通り、PERはここ最近30倍から45倍に推移しており、50%程度増加しています。これは株主の期待値が上がったからなのですが、ここにきて通期で成長率が鈍化。さらに、下期は減益ベースになっています。

 

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この数字は論外ですね。弱気な見立ての理由が分かりません。

 

①固い数字にこだわっている。

②上方修正したい。

③何か問題を抱えている。

 

 

では、今回の結果をベースに株価がどれくらい増減するか考えてみましょう。

 

<直近>
株価:3395円 EPS:63.92円 PER:53倍

<決算>

EPS:70.35円 PER:53倍を維持するとすると、株価=3728円 となります。

 

ただし、この株価は個人的には通期の成長率が40~50%を想定しているので、実際はここまで上がるのは厳しいのでは、、と思います。むしろ期待値が下がり、PER40倍程度しか期待されなくなると、予想株価は2814円と大幅にダウンしかねませんので、ぜひ投資家の期待値を維持もしくは高めてくれるような経営をお願いしたいですね。

 

今回の結果を受けて、ミダックの株価が暴落することはないと思います。あとは、投資家がどこまで期待するか、場合によっては3600円~3700円付近まで上げてくる可能性もありますが、次の決算はかなりハードルが高いため、跨ぎはしっかりと見極めておこなうべきだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

かぶ1000さんから学ぶバリュー株投資#4

本日もかぶ1000さんから勉強します。今日は「株主資本の成長」について。

純資産(株主資本)の主な中身は、

 

株主資本=資本金+資本剰余金+利益剰余金 です。

 

ここで、資本金は株などにより投資家から得た金額。剰余金は企業の最終的な利益から配当額を引いた来期に繰り越されるお金です。利益剰余金は、とくに「内部留保」といいます。この株主資本が前期と比べてどれくらい増えたのか、を株主資本成長として重視することが大切。

 

更に、かぶ1000さんは、上記株主資本の成長を見るうえで、保有する資産(賃貸用不動産や有価証券など)も加えて考えることが重要だと述べています。

 

①賃貸用不動産について

これは本決算時の決算短信有価証券報告書の「賃貸等不動産関係」の項目を見ると、賃貸用不動産の連結貸借対照表計上額と期末時価との差額が開示されています。この差額が大きいほど賃貸不動産の含み益が大きいことになります。

ちなみに、三菱地所決算短信などで当該項目を調べてたのですが、出てきませんでした。。あれ?🙄

 

②有価証券について

これは決算短信の「その他の包括利益類型額」にある「その他有価証券評価差額金」が前期と比べて増えているかを確認することで分かります。例えば、

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これはJR東日本決算短信ですが、黄色マーカーの部分が該当箇所になります。含み益、増えているようです。

 

上記を加味して、かぶ1000さん的な株主資本成長とは、

 

株主資本成長=株主資本+純利益+その他有価証券評価差額金増減額+賃貸用不動産含み損益増減額  となります。

 

BS・PLをしっかり読めるようにならないとですね👶

 

210209 本日気になった銘柄

今日は久しぶりに夜時間がとれたので、株チェックをしました。本来であれば毎日やりたいのですが、チェックだけで30分~45分くらいかかるのでできない日が多くなってきています。。😢 チェックする量を減らしたり効率化してなんとか毎日やりたいです。

 

さて、本日気になったのは

 

●1436 フィット

●4433 ヒトコム

●6172 メタップス

●9059 カンダ

 

まず、ヒトコムについて焦点を当てると。。

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綺麗なチャートに見えますね。現在調整中ですが、PERがこれまでの平均14倍程度から20倍まで上昇しているのでもう少し押す可能性がありそうです。

 

一方で、ヒトコムはコロナ後を見ると決算ごとにPERが1.5倍化しています。

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つまり、投資家の期待値に応えるとその分PERが上がるようです。そして、その期待をさらに超えると1.5倍以上の伸びに、超えられないと1.5倍以下の下落につながるのだと思います。

つまり、ヒトコムは調整などでPER20倍を明確に割れば買いのチャンスになりそうですね。株価でいうと2050円目安です。

 

次にカンダですが、面白いチャートでした。

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決算読んでないのですが、PER的にかなり割安になってますね。PBRも低いので、グレアム指数は4.07とハイパーバリュー株ですね。

とはいえ、成長の余地が分からないので900円から1000円をうろうろするイメージでしょうか。最終的にはPER9倍程度に落ち着く気がします。

 

以上です^^

かぶ1000さんから学ぶバリュー株投資#3

おはようございます。ちょっと間を開けてしまいました。今日は「収益バリュー投資」について勉強していきます。

 

まずはPERについて、PERは企業の利益に対して株価が割安か割高かを示す指標です。PERが高いほうが利益に対して割高。低いほうが利益に対して割安を示します。

 

PER=株価/1株あたりの当期純利益(EPS)

 

となります。収益バリュー投資は、このEPSが高く、株価が低い、その結果PERが低い銘柄を見つけ、企業の収益力が高い銘柄に投資する手法となります。

また、PERを「株式益利回り」として評価することで、株式以外の金融商品国債)などの金利と比較しやすくなります。

 

株式益利回り=1/PER 

 

となります。

例えば、PER20倍の場合は、株式益利回りは1/20=5%となります。

 

もう少し深く考えてみると、株式益利回り=1/PER=EPS/株価となります。

つまり、単位株価あたりの利益となりますので、金利と同じ目線で比較できるということですね。

 

これを少し応用すると。。。

PER100倍の会社の株式益利回りは1/100=1%となります。今の米国10年債の利回りが1.12(また上がってますね。。)なので、PER100倍を超えると金利ベースで考えると国債に投資したほうがお得になりますね

逆に、1.12の逆数は89.2ですので、PER89倍程度までであれば、金利に対してお得感がある、といも言えそうです。

 

なお、かぶ1000さんは、このふたつの手法のうち、資産バリュー投資のほうがより安全性が高く見通しが立てやすい確実性の高い投資だと述べています。

 

<おまけ>

私は株歴が短いので、たまに聞く「PERが10倍ということは、10年かけて利益を回収する云々」の話に対して「なんでPERと年数が関係するの?回収って何?」という感じでした。今回はこの件について整理したいと思います。

 

PER=株価/EPSなので、株価=EPS✕PER となります。

仮にPER=10としましょう。その場合、

株価=EPS(1株あたりの純利益)✕10となります。この式の両辺に「発行済株式総数」をかけると、

 

株価✕発行済株式総数=10✕EPS✕発行済株式総数

 

ここで、株価✕発行済株式総数=時価総額、EPS✕発行済株式総数=(年間)純利益 ですので、まとめると

 

時価総額=10✕年間純利益

 

となります。これは、PERは10倍の場合、10年間今と同じEPS(純利益)を継続すると10年間で時価総額に追いつく、ことを意味します。これが「PERと年数」をつなぐ考え方なんですね。

6077 N・フィールドの分析

今日は明日が決算の持ち株「N・フィールド」について分析します。持ち越しか、今日売るかを考えていきます。

 

まず、N・フィールドですが「精神科訪問看護」という領域で事業をおこなっており、売上や営業利益などの数字は以下の通り順調に推移しています。

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それに対して、チャートですが、以下の通り19年からかなり下に掘っています。これは19年の決算が減益で、2年連続の減益になったためでしょう。

 

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PERの水準も下落方向にあります。120倍程度から60倍程度を経て、現在は27倍と過去と比較すると割安圏内ですが、事業に対する投資家からの評価が変わったのであればあまり参考になりません。

 

なお、同社は1/27に以下のようなリリースを発表しています。

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当初の今期営業利益目標が6億だったのが、7.7億円に上方修正。この数字は四季報の強気数字(7億)以上だったので、市場も敏感に反応。その後、利益確定売りなどで値は下げています。

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PERの推移を確認すると、上方修正により大きく下がっているので、決算による大幅な下げは、よっぽどのバッドサプライズがない限り無さそうです。

 

ということで、結論は持ち越したいと思います。とはいえ、決算怖いですが、持ち株の方は頑張りましょう!🐱

かぶ1000さんから学ぶバリュー株投資#2

本日は「資産バリュー投資」について見ていきます。

 

資産バリュー投資:企業が所有する資産価値に対して、株価が相対的に低い銘柄を探して投資する手法

収益バリュー投資:企業の収益力に対して、株価が割安な銘柄を探して投資する手法

かぶ1000さんは、この資産バリュー投資が得意のようです。

 

まず、おさらいとして、PBRとPERについて考えます。

「純資産」とは企業の総資産から総負債を引いたもので「株主資本」とも言われます。PBR=株価/BPS(1株あたりの純資産) BPS=純資産/発行済株式数なので、PBRは株価が純資産に対して割安か割高かが分かり、PBRが1未満なら割安。PBRが1以上なら割高といえます。

つまり、PBRが1倍未満の場合は、その企業が有する純資産以下で株価が売られているわけなので、バーゲン状態と言えるんですね。

 

さらに、かぶ1000さんは単純にPBRで比較せず、「実質PBR」を重視されています。実質PBRとは、表面上のPBRに、保有している資産を時価評価した際の簿価とのギャプである「含み資産」を加えたものです。その上で、どれくらい割安かをわかりやすくするために、「割引率」という指標で見られています。

割引率=(PBR-1)*100% 

例)PBR0.4倍の場合、割引率はー60% ⇒これは、会社の純資産よりも60%割り引かれた評価ということになります。

 

実質PERのくだりについては、どこまで厳密に実質化できるか微妙だと思いました。例えば、土地の簿価を正確に入れたいとしても、対象企業がどこの土地をいつ買ったかわからないと駄目なわけですよね。その観点でいうと、昔から一等地を有している企業、例えばJR東日本三菱地所などはかなりバリューがあると思われます。

 

難しいですね。。笑 次回は収益バリュー投資について勉強していきます。