20.09.27 日経新聞

今日の日経新聞で気になったことを。

 

●輸出規制枠組み アメリカなどに提案へ

 日米などが中国への流出を恐れる技術

 ①AI・機械化学習

  >無人兵器への搭載

  >偽画像による社会混乱

 ②量子コンピュータ

  >政府や企業のシステムの暗号解読

  >ステルス機探知レーダーへの応用

 ③バイオ

  >毒性を増した生物兵器

  >脳信号の外部操作

 ④極超音速マッハ5.0以上)

  >撃ち落とせないミサイル

  >高速移動する偵察機

 

●刑事裁判IT化に遅れ

 審理延期がコロナで相次いでおり、ビデオリンク(ビデオモニターを法定に持ち込み、遠方の裁判所で証人の話を聞けるシステム)を導入するべきとの声が上がっている。一方で、ナイジェリアではZoomで死刑が判決され、ITを使った効率化を一歩間違うと、非人道的だ、という声も上がる。

 

●国内消費 マグマ動くか

 家計現預金が3ヶ月で30兆円増加した。各国の消費の勢いが強まっている中で、日本だけ弱く、DX活用による知恵が試される。

菅総理 首相ブレーンのひとり、デービット・アトキンソン氏と朝食をともに。アトキンソン氏は安倍元首相ともインバウンド施策で協力。生産性向上に向けた中小企業の再編を唱えており、菅首相も同様の政策を主張している。

 

●最大市場にEV戦略車

 26日から世界最大級の自動車展示会「北京国際自動車ショー」が開幕。2017年に中国が発表したNEV規制により、中国販売全体に対して一定割合の製造・販売が義務付けられたことにより、EV戦略車が続々と投入されている。

 日産は新型EV「アリア」を海外で初めて披露。トヨタもFCV「ミライ」、自動運転EV「イーパレット」などを披露した。

 中国は19年のEV売上が約100万台と、世界の半分を占めるEV大国。今後の競争の激化が予想される。