株価の真実5

本日の株価の真実の学びです。ぜひご参考に。

 

●予期せぬニュースに対して

予期せぬニュースに対して株価が大幅下落した場合、翌日の反騰が小幅で、前日の安値を割り込んだら、更に一段の下げが来ると思ってよい。

 

●プロが楽観的な予測をする場合、それは何かを大衆に売りつけようとしているとき

⇒高値で楽観論、底値で悲観論をするのをやめること。周りの意見ではなく、常に自分の意見を持ち、独自に検証すること。

 

●買うにも売るにも時があり、その時がくれば熱狂・願望・楽観主義・悲観主義・不況・業績不振、に関わらず、どのような強気も弱気も時期を逸して需要と供給のゾーンよりも高く、もしくは低く動かすことはできない。⇒流れに逆らうのではなく、トレンドに乗ることを常に意識。

 

●株の売買に必要な資質

<忍耐>

好機を待ち、心配しすぎて早く動かないよう辛抱強くなること。いったん株を買って、それが自分に有利に動き始めたら、手仕舞うのにもっともな理由や十分な根拠のあるまでその建玉を持ち続けること。仕掛けでも手じまいでも、全ての行動はその行動の裏付けとなる明確な根拠がなくてはならない。チャートを見て、トレンドがどちらに向いているか見た上で、それに従うこと。明確なトレンドが分からない場合は、買うのを待つべきである。

 

<勇気>

勇気も忍耐と同じくらい大切で、度胸は資金に匹敵する。勇気と希望をもって未来に直面し、もし間違えてもその原因を慎重に研究し、次に活かせば良い。せっかくの機会をものにできるのは、資金ではなく勇気である。

 

<知識>

経験は学習のための唯一の学校である。しかし、二度間違えてはいけない。間違いは進歩への踏み台とし、将来同じ過ちを繰り返さないように、自分の犯したミスと損の原因を分析することが重要。

 

<健康と休息>

人は、ある仕事に長く継続的にしがみつくと判断が歪んでしまう。型にはまり、味方が一方的になってしまう。年間数回はポジションを0にして休息を取ることが重要。

ポジションを持つと、どうしても相場が自分の都合の良い方向に進むことを期待してしまい、自分にとって都合の良い情報だけを重視してしまう。しかし、ポジションをもっていなければ相場をあるがままに見ることができる。願望や恐れを排除して歪みのない目で市場を判断することが大切。

気に入った銘柄の専門家となり、それを深く研究し、勝てるシグナルを待ち、ようやく動き、その時が来るまでは決して急がない。そして、時が来れば躊躇しない。

儲けの額をあらかじめ決めたり、抜け出す時期を特定しないことも重要。また、明確なトレンドがない場合は市場を離れて観察しながら待つ。忍耐力を持つこと。