GAFA部長の思考法10

今日はあいにくの雨。晴耕雨読。今日もお勉強します。

今日から「会議の進め方」の章に入りました。私も会議で右往左往することが多く、うまく進められてないなあ、と思うことが多いのでしっかり勉強します。

 

●会議とは、何かを決める場所

会議とは「決定」「報告」の2つの側面があり、「決定」には関連各位との認識合わせのため打ち合わせが必要だが、「報告」はメールでもできることを認識する。確かに、、ですね。

私の出る打ち合わせも「決定」の側面が大きいはずなのに、気づけば報告の打ち合わせが多い気がしました。

報告のための打ち合わせになっていないか、何を決定すべき打ち合わせか分からないまま打ち合わせが進んでいないか、常にチェックすることが必要ですね。

 

●決定するために誰を呼ぶべきか

プロジェクトを進めるために、必要な情報を持っている人を会議する前に見極め、事前に会議招集をかけることが重要。

もし決定に必要な情報を持つ人を読んでない場合、次の会議までに決定を延ばさず、その情報をその場で取りに行くような強引さも時には必要。

これはまさしく「Time is money」「今日できることを明日するな」という議論ですね。会社のできる先輩も同じようなことをしてます。私も真似してみたいと思います。

 

●目的によって行動が変わる

仮に、あなたが農家で野菜を作っているとして、その場合何を栽培しますか?私は、何も考えず「パクチー」と答えてしまいそうですが、これって何のために野菜を作るかで栽培するものは変わってきますよね、という話です。

野菜を作る目的は大きく2つで、1つは販売目的。もう1つは自分で食べるため。

販売目的の場合、目指すは売上(利益)最大化になるので、顧客ニーズや原価率、栽培のしやすさ、二毛作の可能性など、様々な観点における分析が必要です。

一方、自分で食べるための場合は、美味しいか、毎日食べ続けられるか、自分が求める栄養素が入っているか、など主観的な要素で判断が可能です。

販売目的なら自分が苦手な「カリフラワー」という答えが出てくる可能性もありますし、自分が食べる目的では「パクチー」のようなニッチ層しか食べない野菜が出てくるかもしれませんが、全ては目的次第なのです。

つまり、目的が変わるとその後の行動が変わってくるので、何かを始める前には、しっかりと目的を確認し、無駄な行動をしないことが重要です。

 

●会議の途中で目的を見失わないようにするために

打ち合わせの目的からずれた話が続いていく場合って、確かにありますよね。。野菜の話でいうと、「市場で売るために、どんな野菜を作るべきか」について話をしていると、「利益率が高い方が良い」とか「大量生産できるほうが良い」のような話で進んでいき、最終的に利益率も高いし大量生産できるけど、全然市場で売れなかった、という例がよくあるようです。

f:id:SAKURANAGASHI:20210123170944p:plain

表にするとこんな感じでしょうか。確かに、お題に対して答えがピンポイント過ぎる気がしますね。。これをもう少し目的を意識して全体像を見渡して考えると、以下のようになると思います。

f:id:SAKURANAGASHI:20210123171113p:plain

これだとしっくりきますね。

 

また、会議の結論は正しいが、その結果として選ぶアクションが的外れなケースもあるようです。例えば、魚を釣るには釣り竿がいるのに猟銃を持って行ったり、蝶を捕まえに竿を持っていったり。。

「子供の成績を伸ばす」という議論の結論として「勉強にあてる時間を増やす」が結論だった場合、そのアクションとして「ゲームの時間を減らすためにゲームを取り上げる」というアクションをとっても、子供の勉強時間は延びず、成績も上がらないでしょう。

それなりに結論とアクションがつながっているように見えて、あまり効果がないケースも多いので、論理的な飛躍にならないように十分気を付けてアクションプランを考えないとですね。